• 2011/08
  • 31 Wednesday
  • 23:23

国境

2011083010300000.jpg
メキシコは、まるで電波が入らず。
国境越えただけで、いきなり連絡付かなくなってた、俺。
なので、今から約20時間ぐらい前の出来事。


まー、諸事情色々山積みだろうが、
面倒な出入国検査は無しにして頂きたい。

写真は、アメリカ側からの国境。
写真撮影してると国境警備隊に捕まります。

そんな事を知ってても、事実かどうかやってみた、俺。

事実は……


写真よりも違う事のが、面倒だった。
  • 2011/08
  • 31 Wednesday
  • 01:18

イカれた朝日

2011083007290001.jpg
撮影の為にRIO RICOの山に登る。

早朝から動いて日の出を狙ったが、
予想以上に山道が険しく、すっかり朝日が昇っちまった。

しかし………誰もいない。
こうして独りで撮影してると、
トンビが襲ってくんじゃねぇかってぐらい、
上空にはトンビがワラワラしてやがる。




と、書いたあたりで電波が入らない事に気が付いた。
ので、撮影を終わらせ宿に戻ってコーヒー飲みながら今日のスケジュールを決める。
国境を徒歩で越えてメキシコに渡る事にしよう。
麻薬戦争で人死にが大量発生してる地域へ。
  • 2011/08
  • 30 Tuesday
  • 21:45

タイミング

2011083005000000.jpg
今、日本は21時過ぎぐらいだろうか?
こっちは早朝5時ってとこだ。

アメリカでも田舎もいいとこな土地だけに、
料金の割には悪くない宿じゃ、
向かいの部屋のオッサンが一晩中、
陽気なラテンミュージックを流して踊ってる。
そんな中、コラムの原稿を書いてると、

……鳴るんだよね。
………携帯が。

仕方無いっちゃ、仕方無いンだが。

まー、日頃も作業に集中してると電話に出ないし、
メールがきても見ないし、
作業が一段落して、メール見た頃にゃ、
時間が経ちすぎて返信しないって事が多い。
別に意図的に流してるってんでもないが、タイミングがね。

でっ、
そのタイミングが悪い、ナンバーワンといえば、
石川県「Carpe Diem」のmotom。

何故か、電話に出れないタイミング(作業中・打ち合わせ中・単車運転中)に、
電話してくる。
メールも同様で、何故かこっちが返信出来るタイミングは、
奴が寝てるかファミリータイムであろう時間。

まー、それでもお互いに色々理解し合ってるから不思議なもんだ。

で、
そのmotomから出国何日か前に電話があった。
そん時はタイミングが良くて、電話に出た、俺。
しかし………。
いくら話し掛けても返事が無い。

むしろ、何か誰かと会話してる声がする……。

何だ?
新しいプレイでも実験してんのか?
それとも孤独な俺に対してファミリータイムの自慢か?
むしろその逆で、自由への逃走を手伝えとの暗号か?
まー、いずれにしてもこっちと会話が成立してないので、
色々と話もあったが切る事にした、俺。

で、
そのmotomから、コンベンション終了間際の、
会場で土産でも買うかってタイミングでメールが送られて来た。
内容はカミさんとの仲が良いです的な事に触れながら、おまけに、

……子供の
………写真を
…………自慢気に添付して。

……つまり、家族の分も土産を買ってこいと。
計ったようなか、謀ったようなタイミングで。


アイツなんか新しいスタンド能力でも身に付けたんだろうか………。
  • 2011/08
  • 30 Tuesday
  • 13:51

道の途中3

2011082920230000.jpg
ちゃんとやる事はやってました、俺。

この撮影をした街が、見事にゴーストタウン化してて、
人が一人も歩いてねぇし、携帯の電波はまるで入らない。
砂漠と山の間にひっそりしてる街。

映画「KILL BILL2」で、マイケル・マドセンが住んでたトレーラーハウスや、
「NO COUNTRY」の冒頭シーンの光景。
エルパソの隣辺りを想像してもらえりゃ解ると思うが、
あんなホワイトトラッシュが、其処らに住んでた跡があんだよ。


予測はしてたが、
アメリカって国の暗部を垣間見た道のりだった。
  • 2011/08
  • 30 Tuesday
  • 13:27

道の途中2

2011082917500001.jpg
一度は本場で見ておきたかった、
トレーディングポストに立ち寄った。

まぁ、その昔に思ってたインディアンってヤツの幻想は、
この15年位で見事に崩れ去っていったし。

「インディアン嘘つかない」
って嘘は、誰が最初に言い出したんだかってな話だ。

それでも、
好きなモンに変わりは無いが、俺。


ただ、
日本で言い伝えられてる。
ネイティブ系のしょーもない伝統やら逸話は、
アホらしくて聞いてもられんがな。

あんねー。
インディアンも生活掛かってんですよ。
アメリカ国家と白人に迫害されて。
先住民年金貰う為に、わざと仕事しませんよ。
一族の誇りよりも商売大事にしますよ。
写真撮らせて金取ったり、見世物みたいな儀式もやりますよ。

そりゃあもう、幻想がぶっ飛ぶぐらいにね。

でも、
それでもなお、
素晴らしいモンに変わりは無い。
  • 2011/08
  • 30 Tuesday
  • 13:01

道の途中1

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目的地まで半分を越えた辺りで、
コーヒーを飲みに、一旦フリーウェイを降りて、
ダイナーを探した。

よくある寂れたドライブイン型のダイナー。

車を停めた俺の目の前で、
ホワイトトラッシュ全開のオヤジがパクられた。

察するに酔ったうえに車場荒らし、
もしくは、窺い知れない怨恨での犯行なのか?


白昼の寂れたドライブインで見る、
ホワイトトラッシュの人間模様。


テメーで起こした問題で死ぬならまだしも、
ポリスの流れ弾で死ぬのは御免こうむりたい。
  • 2011/08
  • 30 Tuesday
  • 11:44

人がいない

2011082912300000.jpg
携帯の電波が、まるで入らないぐらいの過疎地を越え、
ようやく国境の街、ノガレスに着いた。

道すがら、色々とあったが、取り敢えず何か飲んで、
宿をとらねぇと。

干からびちまうぜ。
  • 2011/08
  • 30 Tuesday
  • 06:01

アリゾナ砂漠へ

2011082913090000.jpg
宿を出て、フェニックス空港で車をピックアップ。
次の目的地を目指してフリーウェイを飛ばす事、2時間。


………まるで景色が変わらない。

空は雲一つ無く、気温は灼熱。

車が、ぶっ壊れたら死ぬな、俺。
  • 2011/08
  • 29 Monday
  • 22:32

朝飯

2011082906180000.jpg
今朝のネーターの御伴は、「GATORADE」
そうです。

昔懐かしの、ゲーターレード。
日本じゃ、スポーツドリンクとして売り出され、
ポカリに勝てなかったどころか、
アクエリアスにも勝てずに、
売り場が、
都内スーパー→地方の自販機→場末のスポーツ用品店
と、後退し、最後には粉末ジュースとしての印象だけ残した、
あの、遠足の水筒に入れてる奴が少しだけ金持ちに思えちゃう、
ゲーターレード。


久しぶりの味わい。
美味くもなく、かといって飲めない程には不味くもなく。
他人の水筒かっぱらって、ガフ飲みした、
小学生の遠足を思い出します。
  • 2011/08
  • 29 Monday
  • 14:22

勝敗の無い闘い

2011082820500000.jpg
コンベンションを終えて、宿のテラスで余韻を煙に変えてゆく。

今回で三年目になる、アメリカ・タトゥーコンベンションのツアー。
この旅の闘いに明確な勝敗など無い事は、
始めた時から知っている。
例えば、これが展示会なら、新規の取引先だとか目標額だとか、
そんなもんが勝敗の基準に出来るんだろう。
もしくは、勝敗を成功か否かで捉えられるのかもしれない。

でも、全く違うフィールドでやり続けている俺に、
数字で表せる勝敗も、成功か否かもありはしない。

自分の今が、現在のアメリカで通じてるのか?
タトゥー楽しみに来た奴等に届くのか?

勝敗の答はいつも感じるしかない。

コンベンション会場で、色々な人達が足を止めて、
俺のクリエィションに見入ってくる。
「アメイジング」「クール」「クレイジー」
言われる言葉は、ほとんどがその三つ。

どう感じるかは、やってる俺だけが知ってりゃいい。

余韻を一頻り煙と灰に変えたら、
明日からの旅の準備が待ってる。

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