昨夜、打ち上げが終わってから頭の隅っこに引っ掛かってた一言。
「高蝶さんは、経歴が派手だから………」
カメラマンのスケガワ先生に言われたんだけど、
最初、意味が解らなくって「えっ!?」ってなってたら、
場に居る全員が「そうだよなー」的な言葉でウンウンって頷いてて、
「ヤバい……理解してないの本人だけだぜ」ってスタンドアローン状態で、
会話がどんどん進んで言葉はその中に流れていっちまうから、
言葉の意味じゃなくて、言葉の意図が解らないままに解散。
そんな事って、多かれ少なかれ誰にでもあると思う。
「何の為の言葉だったんだろう?」って、悪い意味じゃなくて考える。
その場で確認出来ずに言葉は流れて行ってしまう。そんな事って誰にでも。
深夜の工房に戻る道のりでも、何となく気になってて、
工房に戻って来ても変わらずに頭の隅っこに居座ってて、
今朝になって珈琲飲んでたら理解出来た、俺。
以前、言葉は違うが同じ意図の事を言ってた人がいたね。
元編集長で、今は流浪の中年・武藤さん。
そん時は言葉が流れる前に理解してた、自分に対する言葉じゃなかったから、俺。
理解してみて、シルバーアクセサリーの専門誌って、
ソコが問題点でもあったんだろうなって改めて思う。
スケガワ先生は、画で思ったんだろうし、
流浪の中年・武藤さんは、状態で思ったんだろうな。
でもきっと、解消される事の無い問題点だろう。
そう解しちまうと、ツマラネー業界なんじゃなくて、
クダラネー奴等が多い業界なんだな、シルバーアクセサリーって。