アパレルブランドとのコラボレーションで迷う事。
それは、ブランドとかファッションとかで括っても、
物創りの点では常識がまるで違うって事。
lianってブランドやってるアキラは、地元が隣街で、
年齢的には後輩っちぁ後輩だが、30超えると別にまぁ、
知り合い方にもよるが先輩後輩とかって感覚じゃなく、
気が合ったから友達ってな付き合いになる。
でっ、
地元がほぼ同じで、歳も近くて付き合い長いアキラでも、
いざ、ブランドでコラボレーションってなると、
常識の違いに迷いが生じるんだ、コレが。
三週目の二日目は、lianのブーツを使用してのワンメイク。
インプロビゼーションと言っても、このお題は用意してた。
なんでかって、アパレルブランドのデザイナーとかは、
ライブで何かやるってのは大概が不可能で、
ソレは良いとか悪いとかじゃなく、違いってモンだ。
まぁ…………………、
シルバーアクセサリーのデザイナーとかクリエイターもね、
ライブで何も出来ない人の方が多いのかも知れんが………。
で、ベース決まってりゃ方向性も自ずと決まり。
方向性が決まってりゃ後は嵌め込む様に創るだけ、俺。
マリアのパーツは目新しいのかもしれんが、
仕上がりとしては、VANITASの解り易い方に行き過ぎ。
そんな反省点が今となっては無くもないが、俺。
ここがまたアパレルブランドとの常識の違いで、
コラボレーションってなると、解り易さが必要になる。
シルバーアクセサリーのクリエイター同士なら、
技術と技術の合わせ技が可能だったりするんだが、
アパレルブランドとのコラボレーションってなると、
特徴と特徴の合わせ技が一般的だし、伝わり易い。
つまり。って事で括るなら、
アパレルブランドだと機能性や動きの大きさを考慮して、
デザインとかフォルムの纏まりが必要になってくる。
まぁ、ブッ飛んだ方に転がしても良かったんだけどよ、
lianって、そーゆー感じで進めるブランドじゃねぇしな。
そんな気持ちからか、もっと仕事しろって責められたのか、
もう1点、ベースリングからのワンメイクを、俺。
非常にシンプルなインプロビゼーション。
VANITASらしさよりもSPEED SPECTERらしさ。
抜け感とかラインの持ってき方はVANITASって感じで締め。
やっぱり好き勝手なインプロビゼーションが無いとよ。
楽しく終われねぇしな、俺。