• 2016/09
  • 06 Tuesday
  • 02:15

そろそろ時間だ

VENOM GLOWでのフェス「FUEL」について、
二ヶ月以上に渡り駄文を連ねてきたが、俺。
そろそろ頃合いなので、終わりにするとしよう。

CREATION BATTLEのレポートを書いていた流れから、
RAT RACE vs F.A.Lの話も書くべきなんだろうが、
あのバトルについては、前日譚から後日談まで、
二人の意思と意図を知り過ぎて、書くのが憚れる。

それに、既に次の旅に出てるんでね、俺。
旅路が騒がしくなってきやがってる中で、
これ以上、楽しかった思い出の話は無用だ。


創り手として生きてる連中が集って競い合った二日間。
時折、創り手なんて生き方を選んだ連中は、
自分のやりたいやり方は、理由じゃないと、
「自分の理由」から分と理を外して、
我儘に無軌道にと、自由になりたがる。
分をわきまえず、理にそむいていれば、
自由が残るなんて甘い世界じゃない。

FREEDOM IS NOT FREE

自由に創り生きていきたいならば、戦い強くなる事だ。

分をわきまえず、理にそむいても勝てるぐらいにな。

俺にも、自分の戦いと旅があるから、
時間と場所が交差する、またの日に。
  • 2016/09
  • 05 Monday
  • 04:40

SPEED SPECTER vs ability normal 02

ちょっと邪魔が入って中断したが、
まぁ、色々あったが生きてられたって事なんで、
VENOM GLOWでのフェス「FUEL」の話に戻そう。


前回のSPEED SPECTERのツアーから、
CREATION BATTLEなんて事を繰り返してきたが、
好きな後輩と戦う時には、何かが伝わればと毎度思う、俺。

地金をメインにクリエイションをしているのが、
自分以外に少ない事をどうにかしたいとは思わない。
制作に於ける流儀なんてモンは、自由で良いに決まってる。
しかし、創作に於ける流儀の中に、必ずに近く、
地金を扱う事で見えてくるモンが存在してる。

SPEED SPECTER vs ability normal

ROUND 1
SPEED SPECTER




ability normal


本番は、互いに打ち合わせ無し。
では、なくて。
アイテムとしての可能性や、方向性は少し話した。
と言っても、幾通りもの可能性を話して、
後は互いに自由に戦うってだけだったが。

だから、ユータ教授がリングをペンダントにしたのも、
話してた幾通りかの中にアイデアとしてあったし、
その戦法も悪くないなと思ってはいたが、
それだけに、ワイヤーワークでの持っていき方、
バランスの取り方は、意外性があって面白かったし、
俺はインプロビゼーションでワイヤーを選んだのだが、
1ラウンド目がワイヤーワークのぶつかり合いは、
期せずしてって感じの楽しさだった。

ROUND 2
SPEED SPECTER



ability normal




1ラウンド目のスタート時に、
ワイヤーワークを応用する気になったのは、
左手が思ったよりも動かないからだったが、俺。
2ラウンド目では逆にワイヤーの擦り合わせで、
左手に負担が大きい部分があった出てるのもあり、
大きく殺し技を仕掛ける様な事よりも仕上げに徹した。

ユータ教授の2ラウンド目にしてもそうだが、
殺し合いより、調和して汲み取る戦い方。
クリエイションの完了を目指して互いに読み合い、
リーディング&クリエイトであって、デストロイは無い。

互いの持ち味を引き出し引き立てる戦い方。
初日の原総長との殺し合いとは真逆になるが、
コレもCREATION BATTLEの醍醐味の一つ。
意思と意図によってバトルは如何様にも変化する。


フェス自体の主旨がどうあれど、
BATTLE CREATIONを二日間に渡って行う中で、
両極端な醍醐味を出すのが俺の役割。
そう、決め込んで臨んだ俺の二つのバトル。

VENOM GLOWでのフェスに来てた人達が、
CREATION BATTLEをどう感じたかは知らないが、
バトルって銘打ってるから勝ち敗けがどうこうじゃなく、
戦いながら出来上がっていくクリエイション。
そんな楽しみ方が有ると知って貰えりゃ幸いだ。

それと……………………。
もし、次にユータ教授と戦う事があったとしたら、
是非とも殺し合いの4ラウンドをお願いしたい。
まぁ…………、当然の如く拒否されんだろうけど。


だからさぁ、誰か戦ってくれよ。
いつ何時、誰の挑戦でも受けるぜ、俺。
  • 2016/09
  • 04 Sunday
  • 02:40

ちょっとヤバい………

アメリカ、国道沿いのボロい宿にて。

俺の部屋の前に立て籠もり犯がいて、
部屋から出れない……………。
警察が追い詰め中。

そんな訳で、ドアスコープ越しの写真をどーぞ。



一緒に撃たれちまったらサヨナラ、俺。
  • 2016/09
  • 02 Friday
  • 03:05

SPEED SPECTER vs ability normal 01

実体験してみないと判らないし解らない。
そんな出来事は世の中に溢れていますが、
CREATION BATTLEみたいな類の事も最たるもんで、
実際に対戦してみないと、創り手でも解らない。

言葉として解り易く、重力だの流れだの使うが、
実際に対戦してみれば、判る筈なんだよね、
本当にそんな言葉で表す様な感覚があるのかどうか?

SPEED SPECTER vs ability normalは、
フェス二日目のオープニングって事で、2ラウンド制。
仕込み無しの2ラウンドってのも面白いんだが、
せっかくの「FUEL」ルールだし、相手がユータ教授。
きっちり打ち合わせと仕込みをしてからの対戦となった。

事前の仕込み段階から打ち合わせと進行報告有りで、
何を繰り出すか判らない勝負どころは本番で。
そんなやり取りで進める予定だったが、
ダサい事に、仕込み段階でバイク事故を起こし、俺。
仕込みもかなりギリギリでバトルに臨む事になった。

フェス初日の原総長との殺し合いが激しかったんで、
「ヤバかったら全力フォローでやります」なんて、
ユータ教授に優しい言葉とを頂戴してましたがね。

いくらロートルな俺でも、
バトルで手助けして貰う程にゃ落魄れてねぇ。
首と左手ぐれぇが、丁度いいハンデ。
とか、言えるぐらい甘い相手じゃねぇけど。

そんな事前の仕込みや、打ち合わせがあって、
フェス二日目のオープニングマッチは始まった。

SPEED SPECTER vs ability normal
STARTING
SPEED SPECTER


ability normal
  • 2016/09
  • 01 Thursday
  • 14:41

SPEED SPECTER vs TAUJAN 05

CREATION BATTLEに於ける、殺し合いだが、
ハナからシメまで殺し合いだとクリエイションにならん。
相手の技を読み取りながら殺しつつ、
フォルムや流れは確実に完了に向けて進める。

まぁ、何をもってクリエイションの完了とするか?
其れは、いつまで経っても永遠の課題だ。

ROUND 4
SPEED SPECTER






TAUJAN






最後の最後で、殺し合ってた重力も流れも、
調和へと向かい、クリエイションは完了した。

原総長がTAUJANのパーツを使用した時点で、
俺が殺し技を続行する意味は、もはや無いし、
原総長もTAUJANのパーツを使用するって事は、
纏めながら流れを決め打つって事になる。

このCREATION BATTLEの結末は、
あくまでも殺し合いを仕掛けた俺と、
其れを受けて殺しにきた原総長だからで。
もしも、最初から調和が決まってれば、
もしも、殴り合いでの勝負なら、
結末はまた違うカタチになっていただろう。

そういった意味でも、
よく原総長が殺し合いに付き合ってくれた。
と言うより、殺し合いでよくカタチになったもんだ。
他にも俺と殺し合い出来るのRATのオヤジぐらいだけど、
オヤジと本気で殺し合いしたら、カタチにならんだろね。
原総長は確実に殺しにくるけど、最後の纏めは、
どんな流れも重力も優しく締めてくれるからね。
こうしてVENOM GLOWでのフェス「FUEL」初日、
CREATION BATTLEのメインマッチは終了した。
SPEED SPECTER vs TAUJANが、
面白いバトルかどうかは、観てた側の判断だが、
身体の痛みも消えるぐらい、殺し合いを楽しんだよ、俺。

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